正社員辞めてみた

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新卒2年で会社を辞めた話

2年目の「今」辞める理由と、全力で働いて積み重ねた自信【新卒2年で会社を辞めた話 7】

2016/07/06

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新卒2年で会社を辞めた話 7。

 

前回の話

lgf01a201308030800生きる意味を真剣に考えて、私は自由で幸せだと気づけた【新卒2年で会社を辞めた話 6】
新卒2年で会社を辞めた話 6。 前回の話  私なりの『生きる意味』私がいなくなっても、何も変わらない『辛い』『死にたい』ということを考えなくなってか...

 

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仕事は運とタイミングに左右される

今働いている環境と、結果を出せた運

お正月休みの間に、私は、一度通り過ぎてしまった「辞めること」について、改めて、じっくり考えた。 色々なことについて、メリット、デメリットを考えて、天秤にかけた。

 

今の私は、夏の頃の私とは違う。できる仕事が増えて、結果も出てきて、充実感まで感じられるようになった。きっと、この調子で働けば、これからもどんどん、できることは増える。最近は、「一生懸命で、とにかくものすごく働く」という評判もついたし、大口の新規契約も決めることができた。

それに、私は、300人の部署でたった一人の女性だったから、そのおかげで、注目してもらえていた。部署の役員に気にかけてもらえて、色々なチャンスをもらえた。社内のニュースにも載ったし、内定者や新入社員にも若手女性社員として紹介された。

 

このまま3年目に入ったら、普通なら若手では担当させてもらえないような、大手の取引先の担当になれるかもしれない、と思った。そうなると、取引の金額や関わる人の数も桁が違ってくる。

今よりもっと大変だけど、きっと、仕事がうまくいったときの喜びや、充実感も増えるだろうと思うと、とても魅力的だった。

 

一方で、私がここまで働けたのは、完全に、運とタイミングが良かっただけだった。大口の新規契約を取れたのも、運とタイミングが良くて、先輩方にもたくさん助けてもらった。

最近は順調だけど、いつ、また取引先が大炎上するかはわからない。そのときに、私は、今までどおりに働けるだろうか? 夏の頃のような状況になったら、また乗り越えられるという保証は無い。

 

優秀でいるために走り続けること、諦めること

諦めた先輩方の本音

私が尊敬する先輩方も、「辛い」とか「辞めたい」とか思っているみたいだった。私の同期と同じように、仕事をしているように見せて休んでいることも多いみたいだ。経験を積めば、うまく手抜きをする方法もわかってくる。

先輩方の多くは、かつて全力で働いていたけど、どこかで、運が悪くて、頑張ってもどうしようもないような経験をしていた。そうなると、頑張ることが馬鹿馬鹿しくなる。今は、奥さんや子供のために、生活のために、我慢してずっと働き続けている、というように見えた。

 

40年間働き続けるためには、どこかで「諦め」が必要なのかもしれない。

私も、今は、全力で働けているけど、たぶん、いつかどこかで諦めるときがくるだろう。

 

全国でもトップレベルで、優秀な営業成績を出している先輩方は、毎晩、いつも遅くまで残業していた。

そういう超優秀な先輩方でも、本音を聞くと、「ずっと、辞めようと思って、こんな歳になってしまった。」「本当は、今日、息子の誕生日だったんだけどな。」「楽しいと思うことなんて無いよ。」とか言う。

 

頑張り続けても楽にはなれない

仕事のできない私が憂鬱だっていうのはわかるけど、仕事ができて評価されている人でも、同じように憂鬱だなんて。

結局、優秀な人には、どんどん、どんどん、より大きな営業計画が課されていた。頑張った分だけ、負荷は大きくなって、どんなに優秀な人でも、「ここまで頑張れば良し!」という終わりは来ない。どんなに頑張っても、終わりは来ない。

私も、このまま一生懸命働いて、もし、運良く評価されたとしても、その分、仕事が増えていくだけだ。それが終わるのには、やはり、どこかで諦めるしかないのかなぁと思った。

 

優秀でいるためには、ずっと運が良くて、かつ、どこまでもスピードを上げて走り続けること。それは、運の悪い出来事があったり、走るのを諦めたりすると、終わる。

そんな二択しかないように思えた。

 

女性総合職としてのキャリア

成果主義さえも運と上司次第

自分の今後のキャリアも、全く想像できなかった。

 

年功序列で、役職やお給料が自動的に上がっていく時代は終わった。だからといって、会社が「頑張った人は評価します」っていうことも、あまり信じられない。ものすごい成果を出しても、その分、仕事は多くなって、ボーナスが数万円増えるだけだし、それさえも、上司の裁量次第でゼロになる。そんな先輩を、たくさん見た。

成果主義ではない、パンクした年功序列が続いているように思えた。

 

そもそも、私は、将来的に自分が出世して、管理職につく想像ができなかった。たぶん、性格的に向いてもいない。出世する気が無いなら、このまま総合職で、全力で働き続ける必要はあるのだろうか。

 

全力には限界がくるけど、のんびり働くのは嫌

女性社員として、この会社でずっと働いていくことにも、魅力を感じなかった。

 

まだ予定は無いけど、もし、結婚・出産する場合を考えると、この会社で営業を続けるのは無理だ。まだ、環境が整っていない。

普通なら、結婚・出産したら内勤に異動になって、本社では、そんなお姉さま方が、時短でのんびり働いている。でも、もう内勤の席もあまり空いていないみたいだ。人事は「ずっと女性営業職として働く」ことをゴリ押ししていた。

それに、正直、内勤のお姉さま方が、おしゃべりしながら、和気あいあいと働いているのを見ていると、私の憧れる姿ではなかった。

 

とにかく、女性社員として、この会社で営業を続けるのは無理だし、内勤をしてもスキルが付くとは思えない。この会社でのんびり内勤をするなら、他の会社の他の仕事をしてみたい。

 

気づくと時間だけが過ぎている恐怖

若手の先輩方を見ていると、今の私の、残業や仕事の負担が軽くなることはなく、このペースはしばらく続くと思った。私が仕事に慣れて、挫折して、諦めるまでは。

営業として、今は、若いからなんとかなっているけど、この働き方を長く続けるのは、絶対に無理だ。体力的に限界がくる。

 

仕事だけしていて、ふと気づくと、何もない30代になっている。

今の私には、そんな未来が待っている気がした。30代になったら、「若手」という強みはなくなって、そうなったときに、私には何があるんだろう。

 

もっと自分を大切に 

ストレスと疲労で全身蕁麻疹

夏の、取引先のトラブルが続いた頃から、私の身体には蕁麻疹が出るようになっていた。

最初は、腕や脚にぽつぽつと赤みが出て、「なんかできてるな」と気にも留めなかった。それが、半袖の季節が終わって、パンツスーツを着るようになった途端に、腕と脚全体に広がった。すぐに、お腹、背中、お尻、首、頭・・・と、範囲がどんどん広がって悪化していった。

 

ずっと出ているものではなくて、1日に数回、数分のうちにぶわっと赤いぶつぶつが広がって、それが2時間もすると、また消えてなくなっている。毎日、その繰り返しで、夜に一番ひどくなった。でも、寝てしまえば、朝には消えている。

全身がぶつぶつになるのは、見た目にも気持ち悪いし、すごく痒かった。特に、寒い日には、本当に全身が痒くて真っ赤に、蕁麻疹のぶつぶつ同士がくっついて、アボカドの表面みたいなぼこぼこになった。パンツスーツのベルトで擦れるからか、お腹や腰周りの痒みに耐えきれず、かきむしってしまった。皮膚が色素沈着して、まだら模様ができた。

なぜか、顔と手首より先にだけは出なくて、他の人には気づかれなかった。

 

体調不良は普通ではない、病院に行くべし

蕁麻疹は、見た目が気持ち悪くて、痒い、という以外には何も問題なかったので、ずっと放っておいたんだけど、ある日、たまたま、友人に軽い気持ちで話をした。彼女は、私の腕のぶつぶつを見て、「そんなの普通じゃないよ! 早く病院行きな! もっと自分を大事にしなよ!」と、こちらが驚くくらいに心配してくれた。

そんなにひどいかな?と、妹にも写真を送ってみたら「これはヤバイよ。病院行けば?」と返事がきた。

私は、自分を大事にする、ということに無頓着だったらしい。

 

たしかに、冷静に考えると、こんな身体で、睡眠不足で、ひどい食生活で、また、いつ病院送りになってもおかしくない。倒れて病院に行ったときは「死ぬ」と思ったけど、それほど悪くないときは、健康について意識するどころではない。蕁麻疹だけでなく、他にも色々と身体の不調はあったけど、その状態が普通になっていた。

倒れて病院に運ばれるまでは、まだ限界でないから働く。それは普通のことではなく、激務で社畜だということだ。

 

いつかやるなら「今」やろう 

30歳までに辞めるか、今辞めるか

そんな感じで、色々なことを、総合的に考えた。結果、このまま頑張っても、たぶん30歳くらいで、この会社を辞めるだろうと思った。順調に働いて生活して、長くもったとしても、あと7年くらい。

 

じゃあ、30歳で、辞めたその後は?

この会社で、内勤をするのは嫌だ。でも、他社の事務職に転職するなら、そもそも、この会社で営業経験を積む意味はあるのだろうか。もちろん、大企業での営業経験が10年近くあって、キャリア的に悪くはないと思うけど、その経験って本当に必要なものなのだろうか。

 

もっと、体力的に、ゆっくり働ける会社で営業職につく?

でも、やっぱり、営業という、数字を追う職種である時点で、私はたぶん、性格的にゆっくりできない気がする。

そもそも、私は、能力的なスペックが低い。今の「若手」という強みがなくなったら、体力も、必死さも、若い見た目もなくなって、年齢が上がれば上がるほど、自分の価値が下がるように思った。営業としてスキルアップできていればいいけど、頭も悪い、美人でもない私は、経験豊富な営業キャリアウーマンではなく、ただのおばさんになることしか想像できかった。

やはり、私が営業をできるのは、20代のうちだけだ。

 

若さと経験の価値

30歳で会社を辞めるとしたら、そこから転職するとしたら、今、20代半ばの私の方が、選択肢が多いのではないか。まだ、今のうち、若くて素直っていう方が、転職市場で価値があるのではないか。

同業他社への転職なら、経験年数が長い方が良いんだろうけど、この業界では、30代以上の女性が働く環境は、まだ整っていない。私が女性である以上、転職のタイミングを先延ばしにすることは、必ずしもメリットになるとは思わなかった。

 

「いつか辞めるなら、早く辞めよう。」

 

じゃあ、世間的によく言われる、新卒3年目まで、あと1年間働くべきかというと、それも、どうでもいい気がした。

 

転職先が、3年間の職務経験を条件とする企業なら別だけど、私はもう、働く条件にはこだわらない。

採用してくれる会社で、与えられる仕事で、お給料を貰えるなら、何でもする。業界も、職種も、何でもいい。雇用形態も、契約社員でも、派遣でも、バイトでもいい。むしろ、女性で結婚・出産を考えると、それくらいがちょうどいいのかもしれない。

 

能力や、経験的にも、自分があと1年間仕事を続けることで、ものすごく成長できるかというと、そうは思わなかった。

入社してから頑張って、今までの2年間は、右肩上がりでこれたと思う。でも、ある程度経験を積んで、幅広く業務をこなして、今後は成長曲線も鈍化するように思った。1個上の先輩方を見ていて、2年目の自分と、そんなに差があるようには思えなかった。

 

会社を辞める自信と勇気

全力で積み重ねたことが自信に

大学時代の友人や、同じ会社の同期には、私みたいに長時間働いている人はいなかった。私が会社で持っている営業計画や、達成度、こなしている仕事内容も、同期や、周りの同世代に比べたら、なかなかのことをやっているんじゃないかと思えた。

 

もし、「全力でやっているか?」と聞かれたら、私は、社長の前でだって、ためらわずに手を挙げられる。でも、そういう自信があるくらいに、仕事をしている人って、たぶんあまりいないと思う。

こんなに頑張れるなら、他のことをやっても、なんとかなるんじゃないかな。何をしても、なんらかの形にはできるんじゃないかな。

じゃあ、いろんなことをやってみよう!

 

辞めるなら、「今」辞めるのが、一番、私にとって可能性がある気がする。

今なら、20代で独身だし、背負うものも無い。失敗しても、また、やり直せるはず。

 

お金よりも「時間がある」という魅力

転職エージェントが送ってくれる求人を見たけど、どんなに待遇が良くても、あまり魅力を感じなかった。結局、どこに行ったって、会社員である以上は、環境の差はあれど、本質的なところは変わらないんじゃないかと思った。

もし、次に働くとしたら、どんな会社でも、どんな仕事でもいい。毎月130時間以上のサビ残やパワハラ、それさえ無ければ。そのくらいの条件の企業なら、いくらでもあるよね。

 

2年間働いてみてわかったことは、私には、べつに欲しい物は無くて、たくさんのお金も必要無いということ。それよりも、自由が欲しかった。自分でやることを決めて、自分で時間をコントロールしたい。考えれば考えるほど、とにかく、その望みが強くて、それしかなかった。

毎日ひたすら仕事だけの私には、「時間がある」ということが、とても魅力的に思えた。

私は、いい加減な性格だし、考え方も、0か100かみたいに極端なタイプみたいだ。

 

たぶん、というか、絶対に、なんとかなるはず。

 

 

「とりあえず、まずは、会社を辞めよう。」

 

 

無職になってから自覚したけど、こういう、謎の、勢いの実行力には自信があって、「私、わりと何も考えていない楽観的な馬鹿なのかも」と、最近思っている。じっくり考えたら、たぶん、私は行動に移せない。

 

 

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